人生儀礼は、その人が生まれてから死ぬまでの間、節目ごとに行われる儀礼です。
主に「くらしの儀礼」と「社会的な儀礼」があります。
●くらしの儀礼 誕生・成人・結婚・病気・厄年・算賀・葬儀など
●社会的な儀礼 入園・入学・入社など
私たちは成長していく中で以上のような多くの節目を迎えます。
中でも、古くから習慣となってる行事は、その変化をまわりに知ってもらうために意義深く、
氏神さまや崇敬する神さまにご報告し守護してもらうことが重要なこととなります。
妊娠5ヶ月の戌の日の祝いです。 「岩のように丈夫な子が授かります様に」と願いをこめた岩田帯(7尺5寸3分のさらし木綿などの帯)を巻き安産を祈ります。
生後7日目に行う祝いです。併せて命名を行ない、家族や社会の一員になったことを認めていただく儀式でもありあます。
「一生涯、食べることに困らない様に」との願いをこめ生後100日目に祝う行事です。 100日目に行う事から「百日(ももか)の祝い」とか「歯固め」と呼ぶ地方もあります。
一歳の誕生日を祝い、この後の無事生育を祈ります。
生まれて初めての節句、男児は端午の節句、女児はひなまつりを祝います。 生まれてすぐ訪れる節句(21日前が目安)の場合は翌年に祝います。
小学校、中学、高校、大学への入学・卒業、高校・大学などへの合格を祝い、神様に感謝と共にご報告します。
子は元服・褌祝、女子は裳着・結髪など日本には古来から成人を祝う儀礼がありました。現代は満20歳、よき社会人としての自覚をもとに生きることを近い祝います。
学生から社会人へ、職業に就き歩み出す始めの祝いです。
伴侶を得、社会人として家庭人として新たな人生の門出の祝いです。
災難に合わない様身を慎む人生の大切な節目の歳です。 生まれ歳によって厄年は毎年変わりますので厄年表で確認し神様のお護りを頂きたいものです。
結婚して満25年目を祝う儀式です。
結婚して満50年目を祝う儀式です。
数え年の61歳/70歳/77歳/80歳/88歳/90歳/99歳/100歳を祝う儀式です。